〔No.8〕 佐土原人形  《佐土原人形ますや》

【宮崎県指定伝統的工芸品】

〇土の素朴さや、温かい彩りの調和が、佐土原人形の特徴と言われてます。

☆代表的な人形は饅頭食い人形です。幼児に向かって「お父さんとお母さんどっちが好き?」と問いかけたところ、手にした饅頭を二つに割って「この饅頭、どちらがおいしい?」と問い返したという逸話を持つ人形です。京都の伏見人形に原型を持つこの人形は男の子でしたが大正の初め頃、佐土原で髷をつけて女の子になりました。(それで男と女の饅頭喰いがあります。)

 【鯉持】

♦節句人形としても重宝がられ、すこやかで賢い子どもに育つようにと端午の節句の『鯉持』『馬乗』、桃の節句の『内内裏』等もあります。

【内裏雛】

【忠臣蔵】

♦そのほか、江戸時代の城下町佐土原で栄えた歌舞伎の一場面を表した『忠臣蔵』『静御前と狐忠信』など、最も伝統を受け継いでいる、人形の眼や顔の表情に特色のある作品もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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